2012年4月5日木曜日

Painter Sketch Pad (Windows/Mac)


Painter Sketch Pad (Windows/Mac)標準機能

Sketch Padはスケッチに焦点を置いた、スケッチに必要不可欠なツールを備えたシンプルなソフトウェアです。スケッチや創造的アイデアの共有・整理に最適です。
Corel Painter Sketch Padとは
Sketch Padは、スケッチを作成および収集することができます。Sketch Padは、日付、件名、プロジェクトなど、ユーザーが選択するテーマに合わせて作業中のファイルを整理できる『本=スケッチブック』のようなものです。
Sketch Padのデフォルトのファイル形式は "SKETCHPAD" です。このファイルの中に複数ページのファイルが保存されます。ファイルをインポートすることによってページを追加でき、また、他のファイル形式にページをエクスポートすることもできます。
インポートおよびエクスポートできるファイル形式は、Corel® Painter(RIFF)、Adobe® Photoshop®(PSD)、JPEG、PNG、および TIFF です。




主な機能

Sketch Padの作業領域


Painter Sketch Padの作業領域
  1. [カラー] パレット
  2. [画材] パレット
  3. [画材設定] パレット
  4. [ツール] パレット
  5. [標準] パレット
  6. [レイヤー] パレット
  7. [スケッチパッド] パレット
  8. [画材]/[ツール] ポインタ
  9. ページ
  10. メニューバー

作業中のパレット表示 - スケッチ フレンドリーなインターフェース

パレットを縮小したり、ショートカット キーを使用して簡単に非表示にできるので、スケッチに集中できます。
パレットの一時表示
パレットの一時表示:
描画中はパレットが半透明表示になるのでスケッチの邪魔になりません。また、描画中にブラシがパレット近くにきた時は、パレットが自動的に非表示になります。
パレットの呼び出し機能
パレットの呼び出し機能:
ショートカットキーでペン先にパレットを呼び出すことができます。パレットのある場所まで移動せずに変更が行えるため、作業効率が上がります。
パレットの拡大/縮小機能
パレットの拡大/縮小機能:
各パレットは拡大/終了が可能です。また、色味など、詳細な設定が可能です。


[カラー] パレット

1. [カラー] パレット

カラー パレットは、色と色の強さを選択できる [色相リング] と [彩度/ 明度トライアングル] という2つのコンポーネントで構成されています。
色相リング
[色相リング] では、カラーを選択できます。
彩度/ 明度トライアングル
[彩度/ 明度トライアングル] では、黒、白、グレー スケールなどの他に、色の強さを選択できます
現在の色
選択中のカラーは、[彩度/ 明度トライアングル] の左側の丸い色見本に表示されます。


[画材] パレット

2. [画材] パレット

鉛筆、チョーク、ペン、インク ペン、マーカー、エアブラシ、水彩、アクリル、油彩のいずれかを選択できます。 また、ブレンド ツールを使用して複数の色とメディアをブレンドすることも、消しゴム ツールを使用してイメージ範囲を削除することもできます。


[画材設定] パレット

3. [画材設定] パレット

[画材] パレットで選択したツールの「透明度」「サイズ」「粗さ」の設定を行えます。


[ツール] パレット

4. [ツール] パレット

ページの表示と調整、ページ範囲の選択、カラー処理などに便利なツールが揃っています。たとえば、タブレット上での描画方法に応じてページを回転させたり、パン機能とズーム機能を使用して作業を行うページ範囲を表示することもできます。また、選択範囲を指定してストロークを制限する、カラーを抽出する、範囲をカラーで塗り潰すといった作業も行えます。

5. [標準] パレット - ペン入力インターフェース

ペンを使用してインターフェースからツールや機能に直接アクセスできるので、メニューから選択する必要がありません
[標準] パレット

6. [レイヤー] パレット - 個別のレイヤー

[レイヤー] パレット

画面向かって左側にある、[レイヤー] パレットです。
ページごとに複数のレイヤーを作成できます。 レイヤー 表示/非表示の切り替え のマークをクリックすることでレイヤーの表示/非表示の切り替えが可能。個別のレイヤーを使用してスケッチ、色づけ、シェーディングや細部の描き込みができるので、作品の目的部分の修正が簡単です。
ボタンをクリックすることでレイヤーの追加・削除が簡単に行えます。



7. [スケッチパッド] パレット - サムネール ビュー

[スケッチパッド] パレット

画面向かって右側にある、[スケッチパッド] パレット。各ページのサムネール ビューが表示されます。実際のスケッチブックで言えば「各ページ」にあたる部分です。
スケッチのサムネール ビューを素早くスクロールして、以前描いたスケッチを素早く簡単に選び出すことができます。サムネイルをドラッグ&ドロップすることで、ページの順序を変更できます。
なお、Sketch Padは前回作業した最後のページを自動的に開きます。

ボタンをクリックすることでページの追加・削除が簡単に行えます。



搭載ブラシは11種類

Painter Sketch Padのブラシ
アクリル
厚みのある不透明な粘り気のあるペイントで作業する感触を出します。

エアブラシ
ペーパーの粗さと作用し合う透明色を細かく吹き付けることができます。エアブラシは、輪郭を滑らかにして柔らかな感触を出すのに非常に適したツールです。 ストロークのサイズと不透明度は、ペンに加える力によって変化します。

ブレンド
ブレンド ツールは、色の移動と混合を行うことによって、現在使用しているストロークに効果を出します。 ブレンドは、鉛筆画や木炭画で行うのと同様に、輪郭を滑らかにしたり、陰影を出したりするのに使用できます。

チョーク
自然のチョークが持つ厚みと深みのある風合いを出します。チョーク ストロークは、ペーパーの粗さと作用し合います。チョーク ストロークの不透明度はペンに加える力によって変化し、ペンの角度はストローク幅と粗さの程度に影響を与えます。

消しゴム
ページまたはレイヤーに適用した画材を消すのに使用します。 このツールでは、どれだけ力を加えるかに応じて、作品上の画材が消されます。

インク ペン
スベスベした液状のストロークを出します。ストロークの幅は、ペンに加える力によってさまざまに変化します。このペンは、アニメ(漫画)を描くのに最適です。インクはペーパーに吸収されるため、ペーパーの粗さと反応し合うことはありません。
マーカー
半透明のストロークを出すのに使用できます。先端が刃状の描画タッチ マーカーで描いたストロークのように細い(鋭い)ストロークから、丸みのあるストロークまでさまざまな感触が出せます。ストロークの幅はペンの角度で決まります。

油彩
油彩を使用すると、現実の油絵の具を使用しているかのようにペイントを混ぜてブレンドすることができます。 複数の色を同時に選んで使用でき、ページ上で直接色を混ぜることもできます。

ペン
先端が丸いツールで、流れるようなリアルなペン ストロークを作り出すのに便利です。 ストロークの幅は、ストロークの速度に応じて変化します。インクがペーパーの粗さに影響されることはありません。

鉛筆
ラフ スケッチから細かな線画まで、さまざまなタイプのアートワークに使用できます。従来の鉛筆と同様に、鉛筆のストロークはペーパーのテクスチャと反応し合います。 ペンの角度(傾斜)は、ストローク幅とペーパーの粗さに影響を与えます。

水彩
ページのテクスチャに反応する、スベスベした流れるような水彩ストロークとなります。 ストロークを別のストローク上に重ねるにつれ、ストロークが互いに作用し合い、紙目が塗りこまれていきます。 望む結果が得られた場合は、[ ページ] メニュー - [ 水彩を乾燥] を選択して、ストロークが変化するのを防ぐことができます。 ストロークの幅と不透明度は、筆に加える力に影響を受けます。


選べるテクスチャ

12種類のテクスチャをご用意。ユーザーの画風に合ったテクスチャを選ぶことができます。
12種類のテクスチャ



コラボレーション

ページのメール送信コマンド

Sketch Padから直接スケッチをメール送信できます。ファイル形式は JPEG、PNG、TIFF の3種類から選択します。JPEG オプションには [画質] スライダがあり、イメージのサイズを調整できます。

取り込みと注釈付け

任意のイメージを Sketch Padにインポートし、注釈を付けてフィードバックを提供したり、同僚やクライアントとアイデアを共有したりできます。

業界標準ファイルのサポート

読み取り/書き込み
Corel® PainterのRIFF ファイル形式
Adobe® Photoshop®のPSD ファイル形式
JPEG
PNG
TIFF

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